オンライン会議をめぐる6つの誤解

オンライン会議をめぐる6つの誤解

オンライン会議と聞くと、何やらむずかしそう。お金かかりそう。わたしには無理。いや、そもそも会議は対面こそ正式であり、オンラインは略式なんだから、商談や重要な会議をネットで済まそうなどというのは失礼だ。--- そんな発言が飛び出してきそうです。でも、これらはみんな誤解です。

誤解1 オンライン会議は略式で

パンデミックにより、重要な国際会議すらオンラインで行われるようになりました。
しかしパンデミックより前から、クローバル企業では、移動時間のかからないオンライン会議を多用し、取引先とのやり取りも、オンラインが主流でした。
グローバル企業でなくても、IT業者の間では、遠隔地とのミーティングにオンライン会議を使うのは珍しくはなかったのです。
コロナ以降、オンライン会議に火が付き、大学の授業や社内会議をオンラインで行うことが急速に普及しました。
コロナ後はどうなっていくのでしょうか?
オンライン会議を使いこなうようになった企業では、ふつうにオンライン会議を行い、どうしてもというとき、対面での会議が開催されるという流れになるでしょう。そんなとき、「わが社ではオンライン会議には対応していません」というのは、ちょっとカッコ悪いと思いませんか?

いても、あえてウクライナを強力に支持するようになったのです。あのオンライン会議は、極めて重要な会議でした。あれをオンラインだから失礼だ、などという人はいません。
オンライン会議だから略式、対面は正式なのではなく、会議で何を伝え、何を決めるかが大事なのです。

誤解2 一度オンライン会議を導入したら、すべての会議がオンラインになる

当たり前の話ですが、すべての会議をオンラインでする必要はありません。
オンラインのほうがいいときはオンラインでし、対面がいいときは対面でする、それだけのことです。
メールが便利だからといって、一切電話を使わないという人はふつういません。

誤解3 オンライン会議は金がかかる

「オンライン会議」というキーワードで検索すると、オンライン会議のシステムを提供する業者があれこれプランを出してくるものですから、「オンライン会議は金がかかる」という誤解が生じているのかもしれません。
しかし小規模な会議なら、無料で行えるプランを提供している業者もあります。
会議といえば一般に、大規模な会議より、何らかの準備のための打ち合わせのような小規模な会議のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか?
後述するように、オンライン会議はけしてむずかしいものではなく、気軽に行えます。コミュニケーションを密に取らなければならないとき、無料のオンライン会議を活用することは効率的で有益です。

ところで、オンライン会議に必要な機材ですが、最低、パソコンとWebカメラとマイクがあればOKです。Webカメラ付きヘッドセットという便利なものがあり、量販店で3000円も払えば入手できます。
スマホやノートパソコンなら、カメラやマイクは内蔵されているので、機材は不要です。

誤解4 オンライン会議では周囲の音が入るので、情報が遺漏する

これは、パーテーションを売り込むとある企業の記事の中で目にしました。
オンライン会議用のマイクなら、周囲の音は入りません。この種のマイクには指向性があり、マイクを向けた方向からの音だけを拾い、周囲の音は拾わないようになっているからです。
また、ヘッドフォンを使えば、発言者の声は周囲には聞こえません。
もし、自分の声が漏れて、周囲に迷惑をかけるのではあれば、声が漏れても構わないところで、会議をすればいいだけの話です。
そもそもパーテーションがあっても、密閉しないと、隣の人の声は聞こえるものです。

誤解5 オンライン会議では自室が丸見えになる

映像編集テクニックにクロマキー合成というのがあります。前景の人物と背景を分けて編集する技術で、背景部分を別の画像や動画に差し替えて合成するというものです。テレビで気象予報士が気象図の中に立って、台風を指しながら解説したりしていますが、あれがクロマキー合成です。
オンライン会議のシステムを提供する業者の中には、クロマキー合成を提供していることもあり、ボタンひとつで好きな画像をバックにすることができます。

誤解6 オンライン会議はむずかしい

そうはいっても、やっぱりオンライン会議はむずかしそう、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。そんなことはありません。オンライン会議で使われている技術のほとんどはすでに確立されたもので、それらをいかに使いやすくするかが、各業者の腕の見せどころです。
場数を踏めば、というより、1回でも体験し雰囲気を掴めば、2回目以降は、自分が後進を指導することができます。

無料でオンライン模擬会議を行います

前段で、オンライン会議は1回でも体験すれば大丈夫と申し上げました。しかしオンライン会議を体験するためには、どうしても相手が必要です。相手になってくれる人が周囲にいないという方のために、私、津田頼子が、土曜日の午後に10分程度、1回だけ無料でオンライン模擬会議の相手を務めます。会議といっても、出席者はあなたと私だけです。
私でよかったら、下記のフォームからご予約ください。

申し訳ありません。多忙のため、しばらくオンライン模擬会議は中止いたします。

著者紹介

管理人
津田頼子 Tsuda Yoriko

Webデザイナー&フロントエンドエンジニア。
有限会社デジタルエイド代表。

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